フォーミュラE 第5戦 香港E-Prixの決勝レースが3月10日(日)に開催された。フォーミュラEが初開催されてから50戦目となる節目のレースは予選まで雨に見舞われた。だが、決勝までに雨は上がり、45分(+1周)のレースのスタートが切られた。
スタートではオリバー・ローランド(日産 e.dams)がトップに浮上。7番手スタートのサム・バード(ヴァージン)が2番手に順位を上げた。後方ではフェリペ・ナッセ(ドラゴン)がクラッシュ。そこにジェローム・ダンブロシオとパスカル・ウェーレインが絡む形で3台がクラッシュ。レースは赤旗中断となる。リスタートではアンドレ・ロッテラーがストフェル・バンドーンを抜いて3番手に浮上。その後、サム・バードがオリバー・ローランドを抜きにかかって接触。ここでオリバーローランドのマシンに何らかのトラブルが発生してスローダウン。大きく順位を起こす。しかし、その後、そのサム・バードもミス。アンドレ・ロッテラーが首位に浮上する。その後、セバスチャン・ブエミ(日産 e.dams)、ストフェル・バンドーン(HWA)がマシントラブルでリタイア。残り15分でセーフティカーが入り、集団の差は縮まる。残り5分でオリバー・ローランドがクラッシュしてコース上にストップ。ここで再びセーフティカーが入る。残り2分を切ったところでレースは再開。アントレ・ロッテラーとサム・バードが残り電量を気にしない激しいを開始。だが、最終ラップ前にいサム・バードとの接触でアンドレ・ロッテラーがパンク。ロッテラーは戦線離脱となる。レースはサム・バードがトップでチェッカー。しかし、ロッテラーとの接触に5秒加算ペナルティが科せられて6位に降格。2位でフィニッシュしたエルアルド・モルタラがフォーミュラE初優勝。スイス人ドライバーとして、そして、ベンチュリーとしても初優勝となった。2位にはルーカス・ディ・グラッシ(アウディ)、3位にはロビン・フラインス(ヴァージン)が昇格した。


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