マヒンドラ レーシングは、ニック・ハイドフェルド(ドイツ)とフェリックス・ローゼンクヴィスト(スウェーデン)がフォーミュラE選手権の2016/17シーズンのドライバーとして出走することを発表した。フェリックス・ローゼンクヴィストとニック・ハイドフェルドルドは既にマヒンドラの新しいマシン、M3エレクトロをテストしており、2ndシーズンに続き更なる成功を目指している。
マヒンドラ レーシングが7月にスペインで行った15日間のテストの走行距離は約2,200Kmという。フェリックス・ローゼンクヴィスト「マヒンドラ レーシングに加わることになり興奮しています。フォーミュラEでレースすることは自分にとって全く新しいことになります。未知の世界への一歩ですが、マヒンドラ レーシングに温かく迎えられ、そして強い経験豊かなチームメイトのニック(ハイドフェルド)がいます。クルマは既にテストしました。ドニントンでのプレシーズンテストでの強化準備を楽しみにしています。僕は新しいチャレンジが好きですし、フォーミュラEは自分にとって凄い挑戦になることは間違いないです。今までやって来たこととは違い、エレクトリック・レーシングやフォーミュラEの諸々を習得するには時間がかかることはよく分かっています。速く走らなくてはならないのは同じですが、エネルギー効率などを考え更に賢く走らなくてはなりません。そしてカレンダーを見てもわくわくします。いくつかの素晴らしい場所のストリートコースでレースします。香港が待ちきれません」2015年の北京大会でチーム初の表彰台を持ち帰ったドイツ人ドライバーのニック・ハイドフェルドはマヒンドラ レーシングとの契約を更新した。新しいマシン、M3エレクトロの開発にも関わり、テスト走行距離の半分以上をハイドフェルドが走行している。ニック・ハイドフェルド「フォーミュラEのシーズン3もマヒンドラ レーシングで続けられることにエキサイトしています。そして新しいチームメイト、フェリックスを歓迎します。先月、僕たちは非常に実りのあるM3エレクトロのテストを行いました。待ち受けているチャレンジへの準備はできていますよ。新しいクルマは非常に進化していて、僕自身、とても熱を入れています。競争力のあるレースができる自信がありますよ。個人的には、新しいシーズンで初開催となるサーキットをとても楽しみにしています」ディルバグ・ギル(マヒンドラ レーシング、チーム代表)「マヒンドラ レーシングファミリーにフェリックス(ローゼンクヴィスト)を迎えることにわくわくしています。そして勿論、新しいシーズンもニック(ハイドフェルド)と一緒で嬉しいです。F3のチャンピオンであり、数々のレースシリーズでの優秀なドライバーであるフェリックスは、色々なレベルでその技術を証明してきています。勿論マカオのようなタイトなストリートサーキットでもです。シーズン3は我々がシーズン2で作った運気をそのまま継続していきたいと思っています。我々の表彰台記録を背に、更に高い位置を目指します。新しいマシン、スペインでニックとフェリックスと共にM3エレクトロの大規模なテストを行いました。そして今週のドニントンでの更なるマシン準備を楽しみにしています。M3エレクトロは我々の進化-革命サイクルの重要な指標になり、それはフォーミュラEでの我々の野望に影響をもたらすでしょう。この2シーズンでのブルーノ・セナのチームへの貢献に大変感謝しています。ブルーノは、クルマの開発においてチームの重要なメンバーでした。彼の助けがなければ未来のための基礎固めをすることはできなかったと思います」