マヒンドラ・レーシングが、インド唯一のチームとしてフォーミュラEに参戦することを発表した。インドの大手自動車メーカーであるマヒンドラは、子会社のマヒンドラ・レバを通じて電気自動車の生産も手掛けている。マヒンドラ・グループの会長兼社長のアナンド・マヒンドラは「フォーミュラEが我々の電気自動車技術にとって優れた世界的ショーケースになると強く信じている」とコメント。
「エレクトロニクス、IT、自動車テクノロジーおよび生産の高度なオペレーションや専門知識により、すでに我々は電気自動車のオペレーションにおいてこれら技術の融合させつつある」「レース活動はその傾向をさらに加速させるだろう。またフォーミュラEは電気自動車のメリットについての認識を世界的に高めるだろう」マヒンドラ・レーシングは、2011年にMotoGPに参戦しており、モータースポーツを全く知らないわけではない。フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグCEOは「マヒンドラのような大手世界的企業が、FIAフォーミュラEチャンピオンシップに参戦することを非常に誇りに思う」「すでに世界的チームが入り混じっている中に、インドの自動車メーカーが加わることは、このシリーズにとって素晴らしいニュースだ。すべてが非常にうまくまとまりつつあり、来月のFIA世界モータースポーツ評議会で全10チームを紹介するのを楽しみにしている」