フォーミュラEのCEOを務めるアレハンロド・アガグは、近い将来、フェルナンド・アロンソを同シリーズに参戦させたいと考えているが、来年っはインディカーに参戦する可能性が高いことから、2019/20シーズンまでは実現しないだろうと語る。今シーズン限りでF1を離れることを発表しているフェルナンド・アロンソは、来季はインディカーへのフル参戦が噂されているが、現状ではまだ来季の去就については確定していない。
アレハンド・アガクは、フェルナンド・アロンソは“大きなブランド”だと考えており、フォーミュラEに参戦してほしいとの願望を秘密にはしていない。「フェルナンドと話をしている。実際、モンツァで彼と会った」とアレハンド・アガクは South China Morning Post にコメント。「彼は今シーズンはアメリカに行くと思うが、その後のシーズンで我々が彼を追い求めていくのは間違いない」「フェルナンドとは多くの話をしているし、彼はフォーミュラEを大変気に行ってくれている。彼はとてもクルマに焦点を置いている。彼は我々がシーズン5で導入する新しいクルマにとても興味を持っている。彼はクルマについてもっと知りたいと思っているし、とてもクールなルックスだと考えている。フェルナンドはクルマが全てだ」アレハンド・アガクがフェルナンド・アロンソを説得できれば、フォーミュラEにまた新たな元F1ドライバーが加わることになる。現在、ニック・ハイドフェルド、セバスチャン・ブエミ、ジャン・エリック・ベルニュ、ネルソン・ピケJr.といったドライバーが参戦しており、来期からはフェリペ・マッサが参戦する。「マッサは素晴らしいドライバーであり、素晴らし友人だ。彼は本当にクールな人格者だし、世界中に多数のフォロワーがいる。彼がフォーミュラEで走ることは選手権にとって素晴らしいことだ」とアレハンロド・アガグはコメント。「我々にはF1に次ぐ素晴らしいドライバーラインナップが揃っている。それ以外ではおそらく我々は世界でも1番だろう」