マヒンドラとピニンファリーナは、次世代のフォーミュラEカーのデザインコンセプトを作成した。フォーミュラEは先月、新しいシャシー供給元の入札プロセスを発表。基準のひとつとして少なくとも“未来的”なデザインを挙げている。マヒンドラは、フォーミュラEカーの美学についての議論に影響を与えることを望んでおり、Facebook、Twitter、Instagramで#FormulaEConceptsのハッシュダグを使ってファンからのフィードバックを集めている。
マヒンドラのチーム代表であり、フォーミュラEチーム協会の会長を務めるディルバク・ギルは、他にもより急進的なコンセプトが進行中だと述べた。「まず我々はマイヅロなバーションを出すことでスタートしようと考えた」とディルバク・ギルは述べた。「これはまだ、議論を容易にするための非常に初期の段階であることを明らかにしておきたい「我々はシーズン5、つまり2022-23から4〜5年間のクルマに関心を持っている。そこで我々は信頼を跳躍させる必要がある」「我々は未来的で、すでにあるものとは似ても似つかないものにしたいと思っている」イタリアのカロッツェリアであるピニンファリーナは、フェラーリとの活動が最も有名。昨年12月にインドのマヒンドラ・グループに買収された。同社のチーフクリエイティブオフィサーを務めるファビオ・ピニンファリーナは、フォーミュラEのプロゲクトに従事できることにワクワクしたと述べた。「フォーミュラEは、モーターレーシングだけでなく、自動車業界で進んでいる変化のなかで最も刺激的な動きのひとつだ」「このようなスケッチで我々の創造力を働かせることで、このフォーミュラの進化を想像できた」「フォーミュラEカーの将来の開発に対して可能性のあるピニンファリーナの貢献は、挑戦への高いモチベーションになるだろうし、自動車業界でのクリエーター、イノベーターであるという我々のミッションと完全に一致する」マヒンドラ・グループのアナンド・マヒンドラ会長は「現段階では、このような革新的なデザインは創造的なプロジェクトではあるが、私はこのようなルックのM5Electroを目にするのを楽しみにしている」関連:マヒンドラ、ピニンファリーナを買収