チャイナ・レーシングが、フォーミュラEチャンピオンシップに参戦する第2のチームとして発表された。コンコルド広場での発表には、フォーミュラEホールディングスのアレハンドロ・アガグCEO、チーム・チャイナ・レーシングのリュウ・ユー(劉)会長が参加。FIAのジャン・トッド会長と会談したときに行われた。また、チーム・チャイナ・レーシングのルー・ヤン(呂洋)CEO、中国駐仏大使館のリャン・ジェンシェン(梁建生)一等書記官も参加した。
リュウ・ユー会長は「我々は、FIAが電気自動車レーシングシリーズを立ち上げたことに大変興奮しており、フォーミュラEチームの一つになることを誇りに思う」と述べた。「フォーミュラEは、チャイナ・レーシングと重要なパートナーが、モータースポーツの未来に関わるための完璧なプラットフォームになると信じている。我々がチャンピオンシップに参戦することで何百万という中国人ファンがこのシリーズをフォローするだろう」アレハンドロ・アガグは、中国は都市の大気汚染と戦う方法として電気自動車の拡大に「巨大なポテンシャル」を持っていると述べた。「FIA フォーミュラE選手権は、中国人民、特に若い世代においての電気自動車の人気を高める強力なツールになることができると思う。チャンピオンシップに中国チームが参戦することはこのチャレンジの成功の鍵になるだろう」当初チーム・チャイナ・レーシングは、現在スパーク・レーシング・テクノロジー(SRT)、マクラーレン、ダラーラが開発しているフォーミュラEのカスタマーカーを使用するが、3年以内に中国の電気自動車メーカーの支援を受けて中国製の電気フォーミュラカーを製造することを計画している。リュウ・ユーは「我々にはレース大会のマネジメント経験があるので、未来的なサウンドとゼロ・エミッションという電気フォーミュラカーを中国で見せるフォーミュラEの都市レースの成功に貢献できるだろう。また、これは、サスティナブルな世界をつくるために中国と世界の電気自動車メーカーが貢献できるよいプラットフォームになると思う」チーム・チャイナ・レーシングは、これまでA1GP、スーパーリーグ・フォーミュラ、FIA GT1などのチャンピオンシップに参戦している。
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