フォース・インディアは、マレーシアGPの初日のフリー走行をまずまずの結果で終えた。エイドリアン・スーティルとジャンカルロ・フィジケラは、セットアッププログラムとタイヤのテスト、今週末に導入する新しい空力アップデートのデータを収集した。フィジケラは、2回目のセッションで、トップのルイス・ハミルトンから2秒未満である9番手タイムを記録。一方のスーティルは、午前中のセッションでエンジンにトラブルを抱え、わずか5周しか走行できなかった。午後のセッションでは35周走行したが、マシンバランスに苦労した。
エイドリアン・スーティル1回目フリー走行 22番手 1分41秒2692回目フリー走行 18番手 1分37秒814「今朝はエンジンに問題が生じて、午後の2回目のセッションもあまりよくなかった。僕たちは再びニュータイヤに問題を抱えた。マシンなのか内圧なのかはわからないけど、ソフト側のタイヤでタイムを出すことができない。僕たちはこの原因を見つけ、明日のために改善しなければならない。今日はあまりハッピーではなかったね」ジャンカルロ・フィジケラ1回目フリー走行 19番手 1分39秒0462回目フリー走行 9番手 1分36秒756「僕たちは今朝から午後のセッションまでに大きな改善を遂げた。今朝はアンダーステアが強くて、そのあとオーバーステアになった。本当に矛盾するしていた。でも、2回目のセッションで大きな進歩をとげ、バランスはよくなった。より安定し快適になった。残念なことに、ニュータイヤで走っていたとき、最終コーナーの真ん中でグロックがとても遅かったんだ。それで僕はコンマ3秒失ったんだ。許しがたいことだけど、予選セッションじゃなかったことに感謝するよ」マイク・ガスコイン チーフ・テクニカル・オフィサー「有意義な一日だった。最初のセッションはグリップが低く、両方のマシンが多くのアーバーステアを抱えて難しかった。そして、エイドリアンのエンジンが問題を抱えた。そのため彼の走行は限られてしまった。しかし、2回目のセッションのために故障の原因を分析し、改善することができた。ロングランはとても良かったし、必要なあらゆるデータを収集することができた。我々が、中団で競争力のあるマシンを持っていることを再確認した。明日の予選で現時点の最大限を確実に発揮するために、すべてを正しく行わなければならない」
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