FIA(国際自動車連盟)は、F1世界選手権への新規エントリーを承認されたレーシングポイント・フォースインディアが、2018年の年間エンジン使用数に関して旧フォースインディアが撤退した地点での使用数を引き継ぐことを確認した。ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムは、破産管財人の管理下に入っていたフォースインディアの救済契約に合意。買収プロセスを進めていた。
しかし、F1世界選手権へのエントリーを保有する前オーナーのビジェイ・マリヤの運営会社に財政トラブルがあったためスムーズに買収が進ます、会社ごと買収するのではなく、チームの資産だけを購入する流れとなった。そのため、レーシングポイント・フォースインディアは、新規エントリーと見なされ、コンストラクターズ選手権ポイントは0ポイントからスタート。しかし、そこでパワーユニットとギアボックスの年間使用数の問題が発生。事実上は同チームである、新規エントリーであれば理論暦にはゼロからのスタートとなる。FIAは、公平を期するためにレーシングポイント・フォースインディアが、旧フォースインディアの使用数を引き継ぐことを決定した。「我々は競技規約の第23条で言及されているパワーユニットエレメントとギアボックスの数に関して、サハラ・フォース・インディアF1チームによって2018年に使用されていた数がレーシングポイント・フォースインディアF1チームに引き継ぐことを決定した」とFIAは声明で述べた。「レーシングポイント・フォースインディアF1チームのチームプリンシパルは、事前にこれに合意することを表明していたことに言及しておきたい」また、賞金に関してはフォースインディアが有していたカラム1の分配金の権利が引き継ぐことで全F1チームが合意している。しかし、詳細については特に2016年からの参戦でまだその資格を有していないハースが疑問を投げかけており、今後も議論の余地は残されている。
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