フォース・インディアは、F1バーレーンGPの週末にセルジオ・ペレスのマシンで新型フロントウイングを試していたが、期待通りに機能しなかったため、レースでの使用は見送ることに決定した。フォース・インディアは、開幕戦に間に合わなかった新型フロントウイングをバーレーンに持ち込んだ。パーツは1つしか用意できず、ランキングで順位が上位のセルジオ・ペレスのマシンに搭載された。
しかし、フォース・インディアは金曜日のプラクティスでは苦戦を強いられ、セルジオ・ペレスはクルマの感触に変化は感じなかったものの、データ上ではパフォーマンスを発揮しないことが示されたため、バーレーンでの使用は見送られた。フロントウイングについて質問されたセルジオ・ペレスは「使っていないよ」と Autosport にコメント。「考えていたほどうまく機能しなかったので、元に戻した。純粋にデータに基づいたことであり、何が起こっているのかわからないくらい小さなことだった」セルジオ・ペレスは、デプロイメントの問題で妥協を強いられ、予選を12番手で終えている。一方、チームメイトのエステバン・オコンはQ3に進出。二人の差は0.147秒差だった。「Q1の2回目の走行をかなり遅くに打ち切ったことで、充電がとても低かった。充電を戻すためにかなりハードにプッシュしなければならず、多くのデプロイメントを失ってしまった」「2回目の走行ができていれば、Q2に進めたかもしれないけど、デプロイメントにまた問題が発生してしまった」チームメイトのエステバン・オコンは、予選9番手で終え、ポールポジションのセバスチャン・ベッテルからは1.916秒遅れだった。