フォース・インディアは13日、ヘレスでの2日目のテストを行った。2日目はリウッツィに代わり、エイドリアン・スーティルがテストを担当。しかし、トラックには1日を通して強い風がふき、プログラムは妨げられ、スーティルは良いマシンバランスを見つけるのに苦労した。スーティルはレース・シミュレーションの代わりに、スタート練習と昨日テストされた新しいパーツで周回を重ねることに重点を置いた。大きな問題もなくトータルで86周を走行した。タイムは最下位の1分22秒244だった。
明日はジャンカルロ・フィジケラがテストを引き継ぐ。エイドリアン・スーティル「今日は天気は良かったけど、風がとても強く、我々が計画していたセットアップ作業をすることが困難だったんだ。バランスが良いときと悪いときがあり、走行からあまり多くを伝えることができなかった。それでも大きなトラブルもなく86周を走行し、前回の短くなったセッションを考えると、有益だったと思う」ドミニク・ハーロウ(チーフレース兼テストエンジニア)「トニオが行ったブレーキングシステムとギアボックス開発に取り組んだ昨日に続き、今日も風が強すぎて実際のバランスを見いだせなかったので、チームは2008年シーズン開幕戦までに走れる距離が少なくなってきている中、レースシミュレーションとシステムチェックに集中した」