フォース・インディアは、ロシア出身のニキータ・マゼピン(16歳)を開発ドライバーに起用することを発表した。 2014年世界カート選手権で2位に入ったニキータ・マゼピンは、2015年にフォーミュラ・ルノー2.0に参戦し、表彰台フィニッシュを果たしている。今年はハイテック・レーシングの一員としてF3ユーロシリーズに参戦いながら、フォース・インディアの開発ドライバーとしてシミュレーター作業をこなし、グランプリの現場にも帯同する。
ニキータ・マゼピンは「サハラ・フォース・インディアに加入できるなんて信じられない気分だ」とコメント。「僕のキャリアで最大のステップだし、このチャンスを与えてくれたビジェイとチームのみんなに感謝したい」「僕はまだ若く、学ぶことはたくさんある。だから、サハラ・フォース・インディアでのガイダンスと経験は成長していく上で本当に重要だ」「僕の目標は将来F1でレースすることだし、今日のニュースでその実現に近づいた。チームを助けるために懸命に働き、トラック内外での自分のスキルを上げるために全力を尽くすつもりだ」フォース・インディアのチーム代表兼マネージングディレクターのビジェイ・マリヤは「ニキータがF1での修行をフォース・インディアで始め、我々のチームにしっかりと組み込まれるのは素晴らしい機会だ」とコメント。「我々には若手の発掘と育成に力強い実績があり、ニキータがすでに実力と覚悟を兼ね備えたドライバーであることは明らかだ。2016年は彼の能力を示し、F1ドライバーに求められるスキルを育むためのパーフェクトなチャンスになるだろう」「我々の新しいシミュレーターで彼を多く起用することを計画しているし、VJM09の開発において重要な役割を占めるインシーズンテストプログラムのサポートもしてもらう予定だ」「近年のロシアGPの成功を見れば、ロシアの若手と一緒に働くのはチームにとってもエキサイティングなことだ。ロシアはF1にとって巨大なポテンシャルを秘めたマーケットであり、ニキータのような若い才能の出現はF1への関心を急速に成長させるだろう」
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