フォース・インディアは、今後コストについての規約が明確化すれば、F1グリッドを上り詰めるために、技術設備をアップグレードする予定だとしている。フォース・インディアは、現在コンストラクターズ選手権で5位につけている。このままシーズンを終えれば、過去最高位でのフィニッシュとなる。フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、新しい60%スケールの風洞の導入など、設備を改善すれば、チームのパフォーマンスレベルを劇的に増加させることができると考えている。
だが、ブラックリーにある現在の風洞の後釜として新しい風洞を作るかどうかは、今後のコスト削減規制がどうなるかによる。「設備投資をしなければならないことはわかっている。特に空力面においてね。だが、規約が明確になるのを待っている」「風洞の時間が制限されるのであれば、新たに最高水準の風洞をインストールしても無意味だ。使えないキャパシティを広げても無駄だ。その場合、誰かと風洞をシェアするかもしれない」「我々がより現代的な風洞にアクセスできれば、このチームのパフォーマンスは飛躍的に向上すると思う。現在、それは我々のハンデのひとつだ」ビジェイ・マルヤは、比較的質素な設備にも関わらず、チームが行っている努力に敬意を表した。現在、フォース・インディアは、コンストラクターズ選手権でマクラーレンの前にいる。「我々が持っているような風洞でこのようなトラックパフォーマンスを達成していることを非常に誇りに思う」「スタッフは、注目に値する仕事をしている。これは、エディ・ジョーダンのビンテージな風洞だ」「我々はこのような小さな前進をたいへん誇りに思っている」「デザインチーム、テクニカルチームは、素晴らしい仕事をしてくれている。だが、私は、最後の1マイツのために彼らにツールを与える必要がある。それが、ビックチームとスモールチームの違いだ」ビジェイ・マリヤは、ファクトリーの拡張も計画していると述べた。「今後の拡大のための要求を満たすためにファクトリーに隣接する土地を調べている」とビジェイ・マリヤは述べた。
全文を読む