ジャンカルロ・フィジケラが、2010年の小林可夢偉のチームメイトの最有力候補に浮上した。ザウバーの2つ目のシートは、マクラーレンのテストドライバーであるペドロ・デ・ラ・ロサとフェラーリのジャンカルロ・フィジケラが争っているとされている。しかし、ジェンソン・バトンは、2月1日のバレンシアテスト初日でペドロ・デ・ラ・ロサがMP4-25の初走行を担当する予定であることを明らかにした。
このニュースは、ペドロ・デ・ラ・ロサが、マクラーレンのテスト兼リザーブドライバーに留まることを意味しているともいえる。またスイスのblick紙は、ジャンカルロ・フィジケラが、イタリアでのフェラーリのイベント「Wrooom」が終了したあと、ザウバーの本部があるヒンウィルに飛んだと報道。同紙は、2010年にザウバーにエンジンを供給するフェラーリが、ザウバーに対してフィジケラにレースシートを与えるようプレッシャーをかけているとしている。37歳のジャンカルロ・フィジケラは、ザウバーに所属した2004年を含めて1996年のF1デビューから231戦に出走している。関連:マクラーレンのテスト初日はデ・ラ・ロサが担当 - 2010年1月17日
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