ジャカルロ・フィジケラは、レギュレーション変更と新しい技術パートナーとの協力が来年フォース・インディアが輝く大きなチャンスになると考えている。フォース・インディアは来シーズン、メルセデス・エンジンとマクラーレンとの技術パートナーシップを手に入れる。2008年シーズンは、後方での戦いを強いられたフィジケラだが、2009年のレギュレーションがチームに利益をもたらすことを期待している。
「楽しみにしているよ。新しいレギュレーションは全てを変えることになるだろう。特にスリックタイヤと異なるダウンフォースレベルによってね」「それらのルールに合う良いマシンを作り、スリックタイヤを履いた新車でできる限りすぐに走行することが非常に重要だと思う。新しいパートナーシップは、僕たちにとって素晴らしいチャンスになると思っている」「確かに今年よりチャンスがあるだろうけど、新しいルールによってどんなことが起きるかは誰もわからないよ!オーストラリアで初めてわかるだろうね」フィジケラは、チームが期待はずれのシーズンを送ったことに驚いていないと語る。「難しいシーズンだったし、そうなるだろとわかっていたよ。実際、シーズンの初めはトップ16にとても近いところにいたし、ポイントにもかなり近づいていた。ホンダのような自動車メーカーチームにも近づいていた。本当に、タフなシーズンだったね」「僕たちは正しい方向を向いていた時もあったけど、シーズンの後半は方向性を少し見失った。最後の数レースでは2008年マシンの開発を止めたので、プッシュし続けるのはとても難しかったんだ」