FIAは、イギリスを含めたヨーロッパ各国のF3選手権に対して“F3”の名称の名乗ることを許可しないと警告したという。FIAは2013年、F3に2リッター直噴4気筒エンジンを軸にした新規定を制定。だが、2013年に新しいスペックのFIAエンジンを使用したのは全日本F3選手権だけだった。
2014年からはFIA F3ヨーロッパ選手権が、新しい規約に沿ったエンジンに切り替える。だが、イギリスとドイツのF3は、コスト的な関係で2014年も古いエンジンと電気系を使用することになっている。情報源によるとイギリスF3選手権を統括するMSAに対して、FIAから「現行のF3規約に則っていないため“F3”の名称の使用に違反している」との書簡が送られたという。同様の連絡は、ドイツF3カップを統括するDMSBにも送られたとされているヨーロッパ選手権とドイツF3でクルマを走らせているチーム代表のフリッツ・ファン・アメルスフールトは、FIAは全ての選手権で新規則を採用することを強制しようとしていると考えている。「彼らはひとつの傘の下にすべてを収めようとしている。それは非常に重要なことだとは思う」とフリッツ・ファン・アメルスフールトはコメント。「たが、以前のマシンとエンジンをなぜF3と呼べないのかは理解することができない」「FIAは、新規則に適応するには時間がかかることを理解するべきだ。1つの冬に世界を変えることはできない」「イギリスもドイツが“F3”という名前を保つことは不可欠なことであり、シリーズにとって最も重要なことだ」「誰もがFIAがはっきりさせてくれることを望んでいる。ヨーロッパには30を超える異なるフォーミュラのクラスがある。それは多すぎる」「イギリスF3とドイツF3は、ヨーロッパF3のフィーダーシリーズとして必要な存在だという常識が勝つことを望んでいる」イギリスF3チームのグループであるFOTAを運営するピーター・ブルッグスは、ここまでFIAと国内理事会でしかそのようなコミニュケーションはなされていないと述べた。「FOTAはSRO(イギリスF3のプロモーター)は、F3というタイトルを使用しないことを要求されていない」「それがレースエントリーに違いを生むとは思わない。クルマ作りの歴史的な目的のためにF3カーがF3と呼ばれないのは悲しいことだ」トヨタエンジンを使用し、スペインを中心に行われているヨーロッパF3オープンは、すでに新たな名称を使用することを選択しており、2月14日に名称が発表されるという。2001年からシリーズ運営を務めているGTスポーツのイエス・パレハは「重要なのは名称ではなく、シリーズを運営する経営陣、テレビ放映のパッケージ、カレンダー、経費だ」とコメント。「我々のアップグレードされたエンジンは、FIAのF3マシンより約1.5秒速いが、コストは半分だ」
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