F1の統治機関であるFIA(国際自動車連盟)とMotoGPの統治機関であるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、モータースポーツの安全性向上のためにタッグを組み、今後、多くの安全プロジェクトに取り組んでいくことを発表した。現在、2つの統治期間は、トラックリミット、縁石、アスファルトのランオフエリアを含めたサーキット使用のためのペイントの新たな規格を開発するために協力している。
新たなペイント規格は、様々な条件下での摩耗特性や可視性など、多くのパフォーマンス基準を定義するものとなる。その結果、ウエットとドライコンディションの両方で突然グリップを失うことによる事故のリクスを含め、一貫して効果的を生んでいる。これはFIAとFIMが計画していく多くのコラボレーションプロジェクトの最初となり、サーキットや競技者の安全デバイスの共同作業など、関連する広範な研究プロジェクトを進めていく。FIA会長のジャン・トッドは「多くの安全プロジェクトにおいてFIMとのコラボレーションを実施できることは大きな喜びだ」とコメント。「2つの統治機関の安全性を結び付けることで、世界中のあらゆる種類のモータースポーツの基準を向上させることができる」FIM会長のホルヘ・ビエガスは「FIMとFIAは世界中のサーキットを共有している。安全基準への共同アプローチは、業界のためのプロセスを簡素化するだけでなく、世界中の競技者に最高レベルの安全性を保証する」
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