FIA会長であるマックス・モズレーが、アリ・バタネンの非難に反論した。アリ・バタネンは、マックス・モズレーがフランスの法律に違反し、自身を中傷したと非難していた。メディアにリークされた手紙の中でアリ・バタネンは、対立候補であるジャン・トッドを支持しているマックス・モズレーに懸念を示し、法的な問題に発展する可能性もあると警告していた。
しかし、FIAは16日に公開した書簡の中でマックス・モズレーは、7月の昼食の際にバタネンが「繰り返し支援を求めてきた」ことを明かし、偽善だとしてバタネンに反論している。モズレーはアリ・バタネンへの書簡の中で、ジャン・トッドを支持しているのは個人的な意見に過ぎず、ヨルダンのフェイサル王子へ送った書簡の中に中傷的な要素があるとアリ・バタネンが考えていることには驚いたとも語っている。「フランスの法律にしろ、他の法律にしろ、退任を控えた者が、自分の後任者に誰がふさわしいか個人的な見解を述べることを禁じる法律など、私は知らない」またマックス・モズレーは、FIAがジャン・トッドのために有利な状況を強いているとのアリ・バタネンの主張を「大胆かつ無責任なもの」と非難。逆に元欧州議員のアリ・バタネン元欧州議員のバタネンがさまざまな資金団体に益を与えたため、各クラブがバタネンを支援するために集まることができたとし際している。「あなたこそ、そのような直接的な資金援助を受けていることが合法なのかどうか助言を求めてみるべきだろう。不適当ではあるが、違法ではないという返答が返ってくるはずだ」
全文を読む