F1とFIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1世界選手権の全21戦の各セッションのスタート時刻を発表した。2018年のF1世界選手権は昨年から主に2つの変更が施される。まず、これまでF1の決勝レースは0分ちょうどにスタートしていたが、すべてのグランプリで決勝レースは10分後ろ倒しでスタートすることになる。
いくつかの放送局ではレーススタートと同じ0分ちょうどに放送を開始していたため、スタート前のグランプリの緊張感を伝えることができなかった。(日本のフジテレビNEXTは30分前から放送している)10分後ろ倒しにすることにより、テレビ視聴者はチームやドライバーの表情やシグナルが消える直前の光景をフルに楽しめるようになる。また、放送局によってはCMを挟むことが可能になる。2つ目の変更は、ヨーロッパとブラジルのレース週末のスケジュールが変更。F1によると、調査の結果“より広いテレビ視聴者は特に夏季は午後の遅くに視聴可能になる”ことが示唆されたという。その結果、ヨーロッパとブラジルの各レース週末の全セッションは1時間後ろ倒しのスケジュールに変更されることが決定した。また、F1フランスGPに関しては、サッカーのワールドカップの試合との衝突を避けるために各セッションが微調整されている。2018年のF1世界選手権 セッションスケジュールグランプリ金曜日土曜日日曜日FP1FP2FP3予選決勝日没オーストラリア12:00-13:3016:00-17:3014:00-15:0017:00-18:0016:1019:24バーレーン14:00-15:3018:00-19:3015:00-16-0018:00-19:0018:1017:57中国10:00-11:3014:00-15:3011:00-12:0014:00-15:0014:1018:22アゼルバイジャン13:00-14:3017:00-18:3014:00-15:0017:00-18:0016:1019:33スペイン11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1021:01モナコ*11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1021:00カナダ10:00-11:3014:00-15:3011:00-12:0014:00-15:0014:1020:42フランス12:00-13:3016:00-17:3013:00-14:0016:00-17:0016:1021:22オーストリア11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1020:57イギリス10:00-11:3014:00-15:3011:00-12:0014:00-15:0014:1021:24ドイツ11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1020:19ハンガリー11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1020:22ベルギー11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1020:35イタリア11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1019:59シンガポール16:30-18:0020:30-22:0018:00-19:0021:00-22:0020:1019:03ロシア11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0014:1018:04日本10:00-11:3014:00-15:3012:00-13:0015:00-16:0014:1017:30アメリカ10:00-11:3014:00-15:3013:00-14:0016:00-17:0013:1018:53メキシコ10:00-11:3014:00-15:3010:00-11:0013:00-14:0013:1018:04ブラジル11:00-12:3015:00-16:3012:00-13:0015:00-16:0015:1019:26アブダビ13:00-14:3017:00-18:3014:00-15:0017:00-18:0017:1017:33*モナコGPは木曜日にフリープラクティスを実施
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