FIA 世界モータースポーツ評議会が19日(月)にスイス・ジュネーブで開催され、2018年のF1カレンダーを承認。ドイツGPとフランスGPが復活し、21戦でスケジュールが組まれた。2018年のF1カレンダーは、例年通り、開幕戦は3月25日にメルボルンのF1オーストラリアGPで開幕し、11月25日にヤス・マリーナーでのF1アブダビGPで最終戦を迎える。
夏休みと冬休みの長さを変更しないために、シーズン中盤はヨーロッパで6週間で5戦を開催。フランス、オーストラリア、イギリスは史上初の3連戦となる。F1日本GPは10月7日に鈴鹿サーキットで行われる。また、FIAは、2018年のル・マン24時間レースを6月16・17日に開催することを発表しており、F1との日程衝突は回避されている。F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは「我々は、我々のすべての投資家が準備により多くの時間をかけられるように早くに来年のカレンダーを確定させたかった。FIAと密接に働くことにより、我々はそれを管理することができた」とコメント。「レース数は今シーズンと比較して1戦増えた。F1グランプリを開催することを望む多くの問い合わせを受けたが、我々の最も重要な投資家であるファンがユニークで忘れることができない経験を楽しめるように、我々が各レースを特別なイベントにできることにすべての努力を注いでいることを既存のプロモーターに感じて欲しかった」FIA会長のジャン・トッドは「F1の我々のパートナー、そして、FIAのメジャーな選手権全体とともに、我々はこの数か月、様々なスポーツカレンダーとの大きな調和を成し遂げるために懸命に仕事をしてきた。2018年のF1スケジュールの早期合意に達することができたことは、この進行中のスケジュールの一部だ」とコメント。「また、FIAはフランスGPとドイツGPのカレンダー復帰を歓迎したい。両グランプリともスポーツにおいて長く豊かな伝統がある。その点で、FIAはF1にグランプリの歴史的なホームであるフランス、1990年に最後にイベントを開催したポール・リカールが復活することを特に嬉しく思う」2018年 F1世界選手権 開催スケジュールRd開催日グランプリサーキット第1戦3月25日F1オーストラリアGPメルボルン第2戦4月8日F1中国GP上海第3戦4月15日F1バーレーンGPサヒール第4戦4月29日F1アゼルバイジャンGPバクー第5戦5月13日F1スペインGPバルセロナ第6戦5月27日F1モナコGPモナコ第7戦6月10日F1カナダGPモントリオール第8戦6月24日F1フランスGPル・カステレト第9戦7月1日F1オーストリアGPシュピールベルク第10戦7月8日F1イギリスGPシルバーストン第11戦7月22日F1ドイツGPハンガロリンク第12戦7月29日F1ハンガリーGPハンガロリンク第13戦8月26日F1ベルギーGPスパ・フランコルシャン第14戦9月2日F1イタリアGPモンツァ第15戦9月16日F1シンガポールGPマリーナ・ベイ第16戦9月30日F1ロシアGPソチ第17戦10月7日F1日本GP鈴鹿第18戦10月21日F1アメリカGPオースティン第19戦10月28日F1メキシコGPメキシコシティ第20戦11月11日F1ブラジルGPインテルラゴス第21戦11月25日F1アブダビGPヤス・マリーナ
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