FIAは5日(水)、2015年F1世界選手権の暫定エントリーリストを公表。そこにはケータハムと“マノー”を含む11チームの名前が記載された。記載された“マノーF1チーム”は、運営会社が『Manor Grand Prix Racing Limited(マノー・グランプリ・レーシング・リミテッド)』と記されており、マルシャのチーム名が“マノー”に変更されて登録されたようだ。
また、暫定リストでは、ケータハムの正式名は“CF1ケータハムF1チーム”と記載されている。財政難によって管財人の管理下に置かれたケータハムとマルシャは、F1アメリカGPを欠場し、今週末のF1ブラジルGPも出走を見送ることになっている。各F1チームは、11月1日(土)までに50万ドル(約5,700万円)の参戦費を含む正式なエントリーを提出する必要があった。つまり、オースティンでロータス、フォース・インディア、ザウバーがボイコットの脅威を示していた先週末、各チームが正式エントリーの手続きを行っていたということになる。ストライキの脅威は、ロータスのチームオーナーであるジェラルド・ロペスがF1の主要株主であるCVCのドナルド・マッケンジー会長と直接交渉に乗り出したことによって、和らいでいるという。交渉が成功すれば、小規模チームは1億6,000万ドル(約183億4,000万円)の利益を得るかもしれないとも報じられている。情報筋は「交渉をジェラルドに託した。ジェラルドとドナルドは同じ言語を話すからね」と Telegraph に明かした。アンドレイ・チェグラコフが手を引き、マノーF1チームと改名したマルシャは、インドの買い手と交渉していると報じられている。しかし、 Auto Motor Und Sport は、ケータハムとマルシャが欠場を認められたのはアメリカGPとブラジルGPの2戦のみであり、2015年のエントリーが有効化されるにはシーズン最終戦の舞台となるアブダビGPでグリッドに復帰できるかどうかにかかっていると説明した。同紙は「悪い兆候を伝えるとすれば、この2チームは2015年マシンのすべてのクラッシュテストをキャンセルしている」と付け加えた。Team NameCompany NameName of the ChassisName of the EngineInfiniti Red Bull RacingRed Bull Racing LimitedRed Bull Racing RenaultMercedes AMG Petronas Formula One TeamMercedes-Benz Grand Prix LimitedMercedesMercedesScuderia FerrariFerrari SpAFerrariFerrariLotus F1 TeamLotus F1 Team LimitedLotusMercedesMcLaren HondaMcLaren Racing LimitedMcLarenHondaSahara Force India F1 TeamForce India Formula One Team LimitedForce IndiaMercedesSauber F1 TeamSauber Motorsport AGSauberFerrariScuderia Toro RossoScuderia Toro Rosso SpASTRRenaultWilliams Martini RacingWilliams Grand Prix Engineering LimitedWilliamsMercedesManor F1 TeamManor Grand Prix Racing LimitedMNRFerrariCF1 Caterham F1 Team1Malaysia Racing Team SDN BHDCaterhamRenault
全文を読む