FIAは、世界モータースポーツ協議会で2013年のF1レギュレーションに微調整を加えた。まず、F1スポーティングレギュレーションでは、DRSの使用がフリー走行と予選でもレースで指定された使用区域のみに制限される。また、労働時間制限が6時間から8時間に延長され、シーズン中に2回の例外が認められる(以前は4回)。
1テクニカルレギュレーションでは、フロントウイングのたわみテストを厳格化。また、全てのシャシーの静荷重も引き上げる。以前は1台のシャシーのみ高い荷重でテストされ、2台目のシャシーは20%低い荷重でテストされていた。クルマは、2013年のタイヤ重量増加を相殺するために最小重量を引き上げれる。また、予選でクルマがトラック上に止まった際に容認された“不可抗力”を削除。FIAは、マシンがピットに戻るために必要とした燃料量を決定し、1リットルの最低量サンプルに追加する。関連:・FIA、2013年の段差ノーズを覆うカバーを承認