フェラーリF1は、2020年F1マシン『SF1000』は“極端”なデザインを採用したとし、新車は前年モデルからコンセプトを変更したことを示唆した。2019年F1マシン『SF90』はロードラッグのコンセプトを採用。高速トラックでは優位性をみせたが、ハイダウンフォースサーキットではその優位性は失われていた。
フェラーリ SF1000の発表会の場で、チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、今年は別の道を追求したと語った。「確かにレギュレーションは安定しており、マシンを完全に改良することは困難だ」とマッティア・ビノットはコメント。「出発点は昨年マシンのSF90だが、確かに、可能な限りすべてのコンセプトにおいて極端であることは確かだ」「我々は最大限の空力パフォーマンスを目指し、ダウンフォースレベルを最大化しようとしている。そのため、モノコック、パワーユニットレイアウト、ギアボックスなどのマシン全体が、より細いスリムなボディシェイプを持つようにパッケージ化されている。そこはかなり目に見えてわかると思う」マッティア・ビノットは、フェラーリ SF1000は空力変化に加えて、サスペンションとパワーユニットのデザインを変更したと語った。「すべてのコンポーネントに取り組んでいる」とマッティア・ビノットは付け加えた。「サスペンションは、レーストラックにいるときに柔軟性を高めるように設計されており、ドライバーやサーキットに合っわせてセットアップを適合させることができる」「重量を抑えるために多くの努力をした。我々はパッケージングだけでなく、パワーユニットにも多大な労力を費やしたが、オイル消費量が50%削減される技術規制の変化に対応するために、各コンポーネントに取り組んでいる」「昨年と非常に似ているかもしれないが、昨年とはまったく違うと信じている。マシンのコンセプトの多くは非常に極端だ」 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2020年 2月月11日午前11時07分PST
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