シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、2026年F1中国GPスプリントでチームメイトのルイス・ハミルトンと激しく競り合った末、2位でフィニッシュした。優勝はメルセデスのジョージ・ラッセルで、ルクレールは0.6秒差、ハミルトンはさらにその後方で3位となった。レース中盤にはフェラーリ勢同士の激しい2番手争いが展開され、ルクレールは無線でハミルトンの寄せ方に不満をあらわにした。
終盤にはセーフティカー明けでラッセル攻略の機会もあったが、ルクレール自身が攻めすぎたことで決定機を逃したと振り返っている。フェラーリ同士の争いでルクレールが不満スタートで好発進を決めたハミルトンは、4番手からターン8でラッセルをかわしてトップに浮上した。その後、ラッセルとの争いが続くなか、6番グリッドからスタートしたルクレールも先頭争いに接近していった。そして5周目、ルクレールは初めてその争いに加わると、8周目のターン1でハミルトンをかわして2番手に浮上した。ただし、このバトルはそこで終わらず、ハミルトンはすぐに反撃を試み、ルクレールを押し込むような形になった。「スペースを残せよ! このクルマがどれだけ幅広いか分かってないのか?」とルクレールは無線で不満を口にした。「それでターン3のことについて文句を言うなら、それはそれでいい」ラッセルを狙えた再スタートルクレールは最終的に2位でチェッカーを受けたが、ラッセルとの差は0.674秒だった。レース後には、なぜラッセルを攻め切るだけのパワーが残っていなかったのかを無線で確認している。「何が起きたんだ? どうしてフルパワーがなかったんだ?」これに対し、レースエンジニアのブライアン・ボッツィは「全部使った」と答えた。ルクレールはレース後、ニコ・ヒュルケンベルグのアウディがストップして導入されたセーフティカー明けこそ、ラッセルから首位を奪う最大のチャンスだったと明かした。ただ、その場面では自らがやや攻めすぎてしまい、結果的にタイムを失ったという。「タイヤは、自分が思っていたより少し冷えていたと思う」とルクレールは語った。「実際にジョージがスナップしているのが見えた。だから『よし、ここが首位を奪うチャンスかもしれない』と思った」「もう少しアグレッシブにスロットルを踏もうとしたけど、ジョージと同じようなリアのグリップ状況で、僕もほとんど失いかけた。でも、完全には失わずに済んだ」ランキングでは3番手を維持この結果、ルクレールはドライバーズランキング3位を維持した。ただし、キミ・アントネッリと22ポイントで並ぶ形となっている。ランキング首位は33ポイントのラッセルだ。
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