フェラーリF1のフレデリック・バスール代表は、ルイス・ハミルトンが自ら認めた不調にもかかわらず、依然として彼を擁護している。独紙『Bild』は、40歳の元メルセデスドライバーが日曜のF1スペインGP後、メディア対応の前に涙を拭わなければならなかったと報じた。
ハミルトンは「人生で参加した中で最悪のレースだった」と述べ、エンジニアたちからどんな説明があったかと問われると「たぶん自分自身に原因がある」と答えた。しかしチーム代表のバスールは、こうした言葉を額面通りに受け取った記者に対してたしなめた。「あなたは十分な経験があるのだから、ドライバーの第一声で結論を急ぐべきではない」とフランス人のバスールは語った。「ルイスはレースの70%をラッセルの前で走っていたと思う。そしてラッセルが“このレースはひどかった”と言ったという話は聞いていない」「結果は良くなかった」とバスールは続けた。「だが、ペースは最後のスティントを除けば悪くなかった。終盤にかけてパフォーマンスが大きく落ちてしまったんだ」「そこに何か問題があったのかは分からない。調査する必要がある」
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