スクーデリア・フェラーリは、2023年F1オーストラリアGPの予選で、カルロス・サインツが5番手、シャルル・ルクレールが7番手だった。フェラーリは開幕2戦のときよりもはるかに良い状態に見え、フロントロウ争いに加わるかと思われた時期もあった。しかし、Q3が進み、路面が冷えるにつれて、それが遠のいていくように見えた。
ルクレールはわずかに走行のタイミングを間違えたため、最終的なプリップラップはベストではなかったが、サインツは1台のアストンマーティンを打ち負かし、マシンから完全にすべての力を引き出すことができた。フレデリック・バスール(チーム代表)「今日の予選は非常に接戦だったが、残念ながら計画通りにはいかなかった。Q3では、セッション終盤にタイムリミットに達していたので、シャルルはプリップラップを行わなかった。カルロスはラップをまとめることができず、彼のベストラップだったはずの最初のコーナーでコンマ数秒を失ってしまった。そうでなければ、彼は2番手もしくは3番手だったかもしれない。しかし、ポイントは明日与えられ、ジッダ以来、我々はレーストリムでSF-23から一貫した強力なパフォーマンスを引き出すことに取り組んできた。これからレースで順位を上げるために可能な限りの準備をしていく。ここはオーバーテイクは簡単ではないが、予測不可能なレースになる可能性がある」シャルル・ルクレール(7番手/1分17秒369)「ベストな予選ではなかった。Q3の最後のラップですべてをまとめることができると確信していたけど、プリップラップがうまくいかず、タイムをロスしてしまい、計画どおりには進まなかった。今後に向けてチームとしてしっかり改善していきたいと思う。様々な構成のセットアップを試し、レースペースに取り組んできたので、明日いくつかのポジションを争うことを楽しみにしている」カルロス・サインツ(5番手/1分17秒270)「今日の予選ではまずまずのペースだった。残念ながら、最後のプリップラップで他のマシンとの混乱があり、ターン1にタイヤが少し冷えすぎた状態で到着したため、コンマ数秒遅れてしまった。 この週末はさまざまなセットアップ構成に取り組んできたので、明日のレースで何ができるかを見ていいたい。簡単なレースにはならないだろうけど、グリッドポジションを上げて、良い結果をもたらせるよう頑張るよ!」
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