フェラーリの次期CEO候補としてグッチの社長兼最高経営責任者のマルコ・ビサーリの名前が浮上している。フェラーリは、2018年にセルジオ・マルキオンネが急死し、昨年12月にはルイス・カミッレーリが突然の辞任。現在はジョン・エルカンが暫定CEOを務めている。
その後、フェラーリのCEO候補には、FIAT、ユベントス、ボーダフォン、アップルの経営者など様々な名前が挙がっているが、Gazzettadi Reggio は、現在グッチの社長兼最高経営責任者のマルコ・ビサーリが最有力候補だと報じている。グッチとフェラーリはどちらもイタリアの高級ブランドであり、前任者のルイス・カミッレーリによるラグジュアリーなイメージを利用するという方針に適合している。マルコ・ビサーリは、グッチのCEOを就任してわずか5年で売上高を39億ユーロから96億ユーロへと倍増させている。ジョン・エルカンがCEOを継続するという憶測もあったが、火曜日の最新の財務結果のプレゼンテーションで、フェラーリは「可能な限り最高のボスを見つけるために」時間を取っていると述べた。また、ジョン・エルカンは、F1でのフェラーリの2021年のチャンスについて、昨年のパフォーマンスの低迷から即時挽回するとの期待を抑えている。「我々は再び勝つために謙虚さから始めなければならない」とジョン・エルカンは語った。「昨年の残念なシーズンは、素晴らしい過去が、現在または将来の素晴らしい結果を自動的に意味するわけではないことを示した」
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