フェラーリF1チームでフェルナンド・アロンソとロバート・クビサが組んだら“楽しかった”だろう。そう語るのは元チーム代表のステファノ・ドメニカリだ。ロバート・クビサは、2012年のF1世界選手権でフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてフェラーリでレースをする契約を結んでいた。しかし、ルノーに所属していた2011年のF1シーズン開幕戦、イタリアで開催された“ラリー・ロンデ・ディ・アンドラ”に参戦した際にガードレールにクラッシュし、生死に関わるほどの大怪我を負った。
右腕は切断寸前の重傷を負ったロバート・クビサはF1の舞台から姿を消し、当然、フェラーリとの契約も破綻となった。「事故の前は、ロバートは非常にハイレベルなレーシングドライバーだった」とステファノ・ドメニカリは Sky Italia に語った。「彼はアロンソのチームメイトになっていただろうか? 楽しかっただろう」ロバート・クビサは、昨年、ウィリアムズのF1ドライバーとして8年ぶりにグリッドに復帰。右腕には後遺症が残った。フェルナンド・アロンソは、最終的にセバスチャン・ベッテルに代わるかたちでフェラーリを去った。そのベッテルは2020年以降のフェラーリでの将来が激しい推測の的となっている。「セブは準備が整っていると思う」とステファノ・ドメニカリは語る。「感情的、そして、エネルギー的にも、不確実性に満ちたこの状況ではこれらすべてのコントロールを維持することは困難だ。しかし、様々な厳しい批判と厳しい季節の後、彼は自分が誰であるかを示したいと思っているはずだ」「セバスチャンは今でも素晴らしいチャンピオンだ。(マッティア)ビノットは、彼らがすでに延長を交渉していると言っているし、彼ももうまく立ち回るはずだ」
全文を読む