フェラーリは、2020年F1マシンのエンジンを初始動。公式サイトやソーシャルメディアでそのサウンドを公開した。2019年、フェラーリはプレシーズンテストのパフォーマンスから優勝候補と目されていたが、シーズンが開幕するとメルセデスが8連勝と圧倒。夏休み後には挽回して3連勝を成し遂げた。
最終的にフェラーリはメルセデスから223ポイントをつけられてコンストラクターズ選手権を2位で終えたが、現時点のF1グリッドで最強のF1エンジンを持っていることが明らかになったシーズンだった。シャルル・ルクレールは全ドライバーのなかで最多となる7回のポールポジションを獲得している。フェラーリは1月29日(水)にテストベンチで稼働させてきたエンジンを2020年F1マシンに搭載して初始動させたことを報告。ファイヤーアップ時のエンジンサウンドを公開した。フェラーリは、2月11日(火)にイタリアの緑・白・赤の三色旗(トリコローレ)発祥の地であるレッジョ・エミリアにあるムニキパーレ劇場で新車をお披露目。昨年はストレートで大きな優勢性を持っていたフェラーリだが、反面、コーナーや低速サーキットではその優位性は相殺されていた。2020年F1マシンではよりダウンフォースを増加させたパッケージを用意してくるはずだ。フェラーリの2020年F1マシンは、2月19日にバルセロナのカタロニア・サーキットで行われるプレシーズンテストに実車が披露され、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールが初走行を行う。 この投稿をInstagramで見る Scuderia Ferrari(@scuderiaferrari)がシェアした投稿 - 2020年 1月月29日午前11時04分PST