フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、2020年F1マシンはセバスチャン・ベッテルのドライビングスタイルを中心に設計されていると語る。2019年のF1世界選手権では、フェラーリに新加入したシャルル・ルクレールが264ポイントを獲得し、240ポイントのセバスチャン・ベッテルを上回ってランキング4位でシーズンを終えた。
それにより、すでにシャルル・ルクレールはフェラーリ内でナンバー1のステータスを得たと考えられており、すでに2024年まで契約を延長。しかし、何らかの理由でフェラーリはルクレールが将来であることを確認せずにいる。マッティア・ビノットは、2020年のF1マシンはセバスチャン・ベッテルのドライビングスタイルに沿って設計したと語る。「我々はセバスチャンのドライビングスタイルにより沿ったマシンを設計している。後部にさらに下向きの圧力をかけている」「ダウンフォース不足の結果としてスピードが向上したが、それは期待通りには機能しなかった。特にシーズン序盤、セブはシャルルよりもマシンにトラブルを抱えていた。夏休み後、クルマに調整を加えたことで良くなった」「ベッテルは間違いなく我々のプロジェクトの中心にいるドライバーだ。彼は最も経験豊富であり、チームをよく知っている。彼のフィードバックは非常に重要であり、ルクレールはそれから多くのことを学んでいる」『プロジェクト671』として開発が進められているフェラーリの2020年F1マシンは、プレシーズンテスト開始の8日前となる2月11日に発表される。
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