フェラーリの最高経営責任者(CEO)を務めるルイス・カミッレーリは、新レギュレーションにはある程度満足しているものの、フェラーリが2021年のF1シーズンにむけて契約を結ぶ準備ができているとは言えないと認める。先週、2021年から導入されるF1レギュレーションが発表されたが、F1チームは新しいコンコルド協定にサインするまで2020年以降についてはコミットしていない状況となっている。
「週末に発表されたものはプロセスの始まりだ。始まりの終わりですらない」とルイス・カミッレーリはコメント。「チーム側だけでなく、F1、そしてFIAと一緒にやっていかなければならない作業はまだかなりたくさん残っている」「確かに我々はレギュレーションに賛成票を投じ、拒否権は行使しなかった。全体的に我々はその方向性と原則にはある程度満足している。だが、まだ多くの詳細を解決する必要があるのは明らかだ」それらの詳細がすべて交渉され、合意されてはじめて、チーム側は2021年のための契約を結ぶことになるが、ルイス・カミッレーリは、F1の将来の方向性は“最悪の場合でも中立、おそらく少し上向いている”と考えている。また、ルイス・カミッレーリは、フェラーリのようなトップチームが2021年に備え、予算上限がまだ適用されない来季の予算を“倍増”させる可能性があることも認めた。
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