フェラーリのCEOを務めるルイス・カミッレーリは、5戦連続でメルセデスに敗れたにも関わらず、チームは“パニックには陥っていない”と主張する。多くのイタリアメディアは、フェラーリがエンジンとシャシーに大幅なアップグレードを投入したF1スペインGPでメルセデスとのギャップがさらに広がったことでチームは“リアルな危機”を迎えていると報じている。
「パニックには陥っていない。私の仕事は噂が広まるのを防ぐことだし、今こそ団結を固めるときだ」とルイス・カミッレーリは La Gazzetta dello Sport にコメント。フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは、フェラーリの2019年F1マシンの基本的な“コンセプト”さえ見直していると認めるが、ルイス・カミッレーリはビノットを“完全にサポート”していると語る。「彼なら解決策を見つけてくれると確信している。我々には2日間の重要なテストがるし、すぐにリカバリーできると確信している。水晶玉は持っていないので、いつ解決策が見つかるかはわからないが、今回のテストが助けになると確信している。だが、ルイス・カミッレーリは、次戦モナコGPはフェラーリにとって再び厳しいレースになる可能性があると認める。「我々週末を通して問題を抱えていたバルセロナのセクター3に似た狭くて低速なコーナーがたくさんある」とルイス・カミッレーリは述べた。
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