フェラーリは、2019年F1マシンのなかで最速のマシンで開幕戦に臨むことになるかもしれないが、SF90は信頼性に問題を抱えているかもしれない。先週終了したF1プレシーズンテストでは、フェラーリが初日から好パフォーマンスを発揮し、セバスチャン・ベッテルがこれまでのバルセロナタイムの最速タイムを更新する1分16秒221を記録。
しかし、フェラーリのF1チーム代表マッティア・ビノットは“完全に満足することはできない”と語っている。「もっと速く、信頼性高めていきたいので、現時点で完全に満足することはできない。まだやるべきことが多くある」「勝利を勝ち取るには最強である必要があるが、我々はまだそこには至っていない」F1バルセロナテストでは、フェラーリはセバスチャン・ベッテルがホイールリムの故障によって大クラッシュを喫したことがフィーチャーされたが、実は7日目には冷却系のトラブルにおって長くガレージでチェックを行元F1ドライバーであるマルク・スレールは、フェラーリ SF90がオーバーヒートの問題を抱えている可能性があると語る。「彼らはテストで様々な問題を抱えていた」とマルク・スレールは Sport1 にコメント。「それによって疑問が生じてくる。ひとつだけの問題であれば解決することはできるが、もしそうでなければ解決は困難だ」「私は、オーバーヒートに関連する問題があるのではないかと考えている。フェラーリのリアエンドは非常にスリムであり、エアボックスも非常に小さく、空気の取り入れ口は少ないしかし、マルク・スレールで、パフォーマンスに関してもはフェラーリがメルセデスに対して“小さなアドバンテージ”を持っているのは確かだと考えている。「だが、そのアドバンテージも2週目にはかなり小さくなっていた。最初の週にはコンマ5秒だったが、2週目にはそれがコンマ2秒になっていた。だが、フェラーリの方が前にいるのは確かだ」
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