ダニール・クビアトが抜けるフェラーリのシミュレーター開発ドライバーの候補にセルゲイ・シロトキンとパスカル・ウェーレインの名前が挙げられている。近年、F1チームではシミュレーターで開発を進める割合が高まっており、チームはコース上からのライブデータに基づいて専用のシミュレータードライバーを配置してマシン開発を行っている。
今年、ダニール・クビアトは、フェラーリでその役割を担ってきたが、2019年はトロロッソ・ホンダでレース復帰することが決定しており、その座は空席となる。ウィリアムズのシートを喪失したセルゲイ・シロトキンは、フェラーリのシミュレータードライバーの役割に関心を持っていることを認める。「来週、僕たちはこの問題を解決するつもりだ。特に2020年にF1に復帰するという目標を設定しているからね」とセルゲイ・シロトキンは Championat にコメント。「潜在的にとても良い場所だ。なぜなら、ハース、ザウバー、フェラーリと一度に3つのチームを抱えているからね。素晴らしいオプションだ」ロバート・クビサもウィリアムズのF1シートを獲得する前はフェラーリの開発ドライバー就任が選択肢として報じられていた。そして、もう一人の候補として名前が挙げられているのがパスカル・ウェーレインだ。ウェーレインはメルセデスとの育成ドライバー契約を解消している。パスカル・ウェーレインと同じドイツ出身で友人でもあるセバスチャン・ベッテルは「そうだね、彼は今後僕たちのシミュレータードライバーになるかもしれないね」と Blick に語った。