フェラーリが、元メルセデスの育成ドライバーであるパスカル・ウェーレインをシミュレータードライバーとして起用する可能性があるとイタリアメディアが報じている。ロバート・クビサも2019年にウィリアムズのF1シートを獲得できなかった場合にはフェラーリの開発ドライバー就任が噂されているが、報道によると、フェラーリはどちらか一人ではなくクビサとウェーレインを二人とも起用する可能性があるという。
今季、フェラーリのシミュレータードライバーを務めていたダニール・クビアトは、2019年にトロロッソ・ホンダでF1復帰することが決定している。育成契約を解消して、メルセデスとの繋がりを立ったパスカル・ウェーレインは、一時トロロッソ・ホンダのドライバー候補に挙げられていたが、最終的にマヒンドラからフォーミュラEに参戦することが決定している。報道によると、パスカル・ウェーレインは、フェラーリと密接なパートナーシップを結んでいるザウバーのリザーブドライバーの役割もオファーされる可能性があるという。フェラーリは、2019年にアドバンテージを得るためにパスカル・ウェーレインが持つメルセデス W09に知識に興味を持っているという。パスカル・ウェーレインは、2012年にメルセデスの育成プログラムに加入し、マノーとザウバーでF1を戦ってきたが、そのメルセデスとのつながりがF1キャリアの足枷となっていた。
全文を読む