FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が、7月23日(水)に逝去したフェラーリの前会長兼CEOのセルジオ・マルキオンネにFIAを代表して哀悼の意を表した。フェラーリの会長兼CEO、フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOを務めたセルジオ・マルキオンネは23日(水)に入院していたチューリッヒの病院でこの世を去った。享年66歳。
「セルジオ・マルキオンネが悲劇的かつ予期せずに亡くなったことを大きな悲しみとともに知りました」とジャン・トッドは述べた。「セルジオは世界中の自動車産業およびモータースポーツのために巨大なことを成し遂げてきました。彼はフィアット・クライスラー・グループを好転させるために全力を尽くし、スクーデリア・フェラーリをトップに返り咲かせるために全エネルギーを力を注いできました」「彼は親しみやすく、真っ直ぐで、勇敢な男であり、型にはまらない、先見の明のあるリーダーでした。彼はFIA F1ストラテジーグループ、そして、交通安全のためのFIA ハイレベル・バネルの著名なメンバーでした。彼の死は大きな損失です」「FIAコミニュティ全体を代表し、彼のご遺族、ご友人、彼のフェラーリとフィアット・クライスラー・グループのチームに哀悼の意を表します。他にもF1チーム、F1ドライバー、フェラーリに所縁があるなしに関わらず、多くの人物が哀悼の意を示している。F1の会長兼CEOを務めるチェイス・キャリーは「我々はセルジオ・マルキオンネの逝去に深く悲しんでいます。彼はF1と自動車業界だけでなく、ビジネス界全体の偉大なリーダーでした」とコメント。「彼は大きな情熱、エネルギー、洞察力で導き、彼の周りにいる全ての人々にひらめきを与えてきました。彼のF1への貢献は計り知れません。彼は我々全員にとっての真の友人であり、彼を失うことは深い悲しみです。ご遺族の皆様、友人、同僚にいには心からお悔やみ申し上げます」フェラーリ、スクーデリア・フェラーリ、FCAグループは「フェラーリの我々全員がセルジオ・マルキオンネのような素晴らしい人間性と知性を持った勇敢な指導者と一緒に働くことができたことを光栄に思っています。彼のご遺族とともに我々は巨大な愛情をもって彼のことを想起しています」と声明で述べた。メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「F1にいる我々全員にとって悲しい一日です。我々はスポーツの巨大なサポーターを失いました。セルジオのご遺族、スクーデリア・フェラーリの皆様に深甚なる弔意を表します」とコメント。レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナーは「フェラーリとフィアットのボスであるセルジオ・マルキオンネの悲しい死を聞き、非常に残念です。彼はコース内外において偉大は競争相手でした。彼のご遺族とスクーデリア・フェラーリに哀悼の意を表します」と述べた。マクラーレン・グループは「マルキオンネ氏は、情熱的な実業家、自動車業界の巨人、そして、強力なビジネスリーダーでした。F1の素晴らしいスポーツ競争と相互のリスペクトは、彼がフェラーリの舵を取った在任期間に強化されました。フェラーリへの彼の献身は、彼の知性とビジネスへのアプローチと同じでした。彼は、厳しい競争相手、印象的な指導者でしたし、業界とF1のスポーツに貢献した信念の人として生き続けるでしょう。我々は彼の記憶に敬意を表すとともに、マルキオンネ氏の愛する人々や同僚たちに哀悼の意を表します」とコメント。フェルナンド・アロンソは「今日は悲しいニュースがありました。セルジオ、安らかにお眠りください。彼は偉大な男であり、常に非常に支持的でした。彼のご遺族、ご友人、しして、スクーデリア・フェラーリ・ファミリーの皆様に哀悼の意を表します」と述べた。フェラーリとフィアット・クライスラー・フィアット・クライスラー・オートモービルズは7月21日(土)にセルジオ・マルキオンネが実務を続行することが不可能な状態であるとして退任を発表していた。関連:フェラーリ前会長のセルジオ・マルキオンネが死去
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