フェラーリがF1スペインGPで投入した“ヘイローミラー”にFIAが目を光らせている。セバスチャン・ベッテルは、ヘイローにバックミラーが搭載されるのは単純に後方視界を改善させるためのものであり、パフォーマンスには影響しないとしきりと繰り返しているが、ヘイローミラーには追加のウイングレットも装着されている。
具体的には、フェラーリは、ヘイローにL字型のウイングレッドを装着し、その上部からミラーを吊り下げているような体裁をとっている。主にこの部分に疑惑の目を向けられている。フォース・インディアの技術責任者を務めるアンディ・グリーンは「素晴らしいアイデアだと思う」と Auto Motor und Sport にコメント。「彼らは本当に限界をプッシュしている」だが、金曜日にはF1レースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが、フェラーリのガレージでスマホで疑惑の箇所を撮影している姿が目撃されている。ルノーの技術責任者を務めるボブ・ベルは「我々も取り組んでいる。全チームがやってくると思うね」と語っている。
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