フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、マレーシアGPでのミスは許されざることであり、すぐに修正しなければならないと語る。フェラーリにとって、開幕2戦でノーポイントなのは1992年以来の最悪のスタートとなる。フェラーリは、マレーシアGPにおいて、予選ではフェリペ・マッサが判断を誤りQ1で敗退。決勝ではキミ・ライコネンのタイヤ変更で早過ぎるギャンブルを行い、レースを台無しにするというミスを犯した。
ステファノ・ドメニカリは、この状況は許されるべきことではなく、チームの全員が間違いの責任をとらなければならないと語る。「もちろん、ポジティブな週末ではなかった。2回続けてのミスであり、決して良いことではない。とにかく、我々がしなければならないのは、すぐに反応することだ」「みんなが責任をとらなければならない。パフォーマンス面でも、マネジメント面でもうまくいっていないことが問題だ。許容できることではない。私はそれを許すことはできない」「我々が現在行わなければならないのは、マシンのあらゆる開発において、できるだけ早くに懸命に作業することだ。一方、トラックでは責任をもつ人間が正しい決断を確実に行わなければならない。今後は許されないことだ」ドメニカリはまた、エラーを避けるだけでなく、トップを争うためにF60の競争力をあげるために努力しなければならないと語る。「これまでで、エアロ面で差をつけなければならないことがわかった。本当に必要なのはエアロダイナミクスの開発だ。もっと多くのダウンフォースが必要だ。これが現在我々が理解しているマシン最も決定的な部分だ」「それがホームでしなければならない最も重要なことだ。マシンのパフォーマンスを向上させるために、予想できるあらゆることに必死になって作業しなければならない」「他にパフォーマンスに関することでは、例えば金曜日に我々のマシンは多くの燃料を積んだ状態でソフトタイヤでは非常にコンペティティブだが、もう一方のタイヤでは非常に困難だ。その理由を理解する必要がある。燃料搭載量とタイヤが異なるとマシンは非常にセンシティブだ」「マネジメント面も、もちろん改善しなければならない。今後はもう許されない」