フェラーリのテクニカルディレクターを務めるジュームズ・アリソンは、2015年のノーズ規約はチームにとって大きな問題にはなっておらず、SF15-Tは空力とエンジンの両面で進展があると予測している。2014年、フェラーリが1993年以来となる未勝利のシーズンを送ったことはマラネロに大きな混乱をもたらした。
先週、新車FW37の画像を公開したウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるパット・シモンズは、新しいノーズ規約がFW37の設計に大きな影響を与えたと話していたが、ジェームズ・アリソンは、フェラーリはうまく順応できたと述べた。「ある程度、マシンのフロントエンドのパッケージやフロントウィングの機能、ノーズ、ターニングベインを変更する必要はあった。しかし、我々にとって大きな問題ではなかったし、一年の早い段階で適応し、そこからは前進するだけだった。今年のマシンは確実に昨年よりも外観がかなり良くなっている。フロントは美しく、バックがタイトになり、より優れたマシンになっている」ジェームズ・アリソンは、SF15-Tで特に集中したエリアは3つだと述べだ。「指針は非常にシンプルなものだ。昨年の我々はあまりに遅すぎ、十分ではなかったので、基本的には競争的なマシンを作るということだ。いつものように競争的なマシンへの挑戦には多くのダウンフォース、多くの馬力、そして優れたドライバビリティがある。したがって、我々はこれら3点に取り組んできた」フェラーリは、1月30日(金)に2015年F1マシン『SF15-T』をオンラインで発表する。