フェラーリのチーム代表マルコ・マッティアッチは、マニュファクチャラーにシーズン中にエンジンを改良するチャンスを与えてほしいと願っている。エンジンはシーズンのスタート前にホモロゲートされており、レギュレーションによって、信頼性と安全性の向上が見込める場合、コスト削減に繋がる場合以外は変更は認められない。この冬も、調整が行われた後で2015年シーズンの開幕前に同じルールが適用される。
マルコ・マッティアッチは、この制度を変えたいと考えている。凍結の解除を望んでいるかと質問されたマルコ・マティアッチは「そうだ。ある面では今ほど厳格でない方がいい。エンジンについては1年間、一定の作業の機会を与えてほしい」とコメント。F1ベルギーGPでは、チーム代表による会合が開かれており、マルコ・マティアッチはそこでこの問題を提起したと認めた。「みなさんがよくご存じの通り、我々は改善の方法についての議論を続けている。必要であれば、F1プロダクトの全エリアが対象だ。ベルギーは素晴らしいレースだった。だが、改善可能なエリアがあると私は考える。F1のDNAには革新が刻まれている。革新を成し遂げ、最速のものに追いつくということだ。それを私はフェラーリの代表として主張し続ける。そうしたエリアの1つがエンジン凍結だ」