フェラーリのチーム代表を辞任したステファノ・ドメニカリが、イタリアのバスケットボールの世界でキャリアを立て直すと報じられている。イタリアのメディアの報道によると、20代からフェラーリで仕事をしてきたステファノ・ドメニカリに対し、最近、イタリアバスケットボール連盟のジョバンニ・ペトルッチ会長が連絡をとってきたという。ジョバンニ・ペトルッチは、昨年連盟の会長に就任している。
今年、ステファノ・ドメニカリはフェラーリのF1チーム代表として7年目を迎えていたが、結果を出せていないことの責任を問われ、第3戦バーレーンGPと第4戦中国GPの間にその職を辞任していた。その後任には、F1ではまったく無名のマルコ・マティアッチが就任している。マルコ・マティアッチ新チーム代表を迎えての初レースとなったF1中国GP決勝では、フェルナンド・アロンソがフェラーリに今季初めての3位表彰台をもたらした。だが、レース後、フェルナンド・アロンソはその表彰台はステファノ・ドメニカリに捧げるべきだと述べている。「多分、7月〜8月までに用いられるパーツはすべてステファノの管理のもとで準備されたものので、家でテレビの前にいる彼のために素晴らしい日曜日にすることができればいいね」