フェラーリは、F1オーストラリアGP予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、フェリペ・マッサが16番手だった。フェルナンド・アロンソ (12番手)「状況はこんな感じだった。ブレーキングで少し芝生に乗ってしまい、マシンがコントロールを失い、そして自分がグラベルにいることに気付いた。なんとかエンジンを動かし続けることができていたし、マーシャルが僕をトラックに押し戻してくれることを望んでいた」
「中古のソフトでタイムを出していた。新品のセットを履いていたらQ3に進出できていたかもしれないけど、フロントローを争うことはできなかっただろう。今日はパフォーマンスが不足していたし、特に空力ダウンフォースが十分ではなく、トップスピードにも欠けていた。明日はディフェンシブなレースになるだろうし、全力を尽くすつもりだ。新品タイヤが4セット残っていることを最大限に活用したい。僕たちの数列前のドライバーを捕えて、最後まで彼らと戦えるように良いスタートができることを期待している。去年の予選では僕たちは1.4秒遅れだったけど、今日はQ2で1秒だった。なので、仮説上は僕たちは去年よりもコンペティティブだと言える。他チームが進歩を遂げているのは確かだけど、僕たちには改善できる余地はたくさんある。マレーシアには同じクルマを持っていくので、状況はあまり変らないだろう。最初から優勝を争うことがシーズンのスタートの目標だったのは事実だ。僕たちはそれを成し遂げられていないけど、シーズンは長いし、僕たちにできるのはパフォーマンスを改善することに取り組んでいくことだけだ...目標に叶っていないからといって怒っても仕方がない」フェリペ・マッサ (16番手)「とても落ち込んでいる。期待していたシーズンのスタートではない。FP3のスタートから難しかった。マシンのバランスは決して望んでいたものではなかったし、クリーンなラップを得ることもできなかった。ミディアムでもソフトでも常にグリップが足りなかったし、進入ではオーバーステアに苦しみ、立ち上がりではアンダーステアに苦しんだ。理由はわからないけど、マシンは冬季テストより悪くなっているように思う。このサーキットの特性によるものかもしれない。明日のレースでは全力を尽くすつもりだ。後方からのスタートなので簡単ではないだろうけど、今日の予選で失った遅れを取り戻さなければならない。僕たちが遅れをとっているのは明らかだし、予想以上かもしれない。それに他チームは昨年と比較して大きく改善している。マシンを開発していくために正しい方向性を見つけることに取り組んでいかなければならない」関連:F1オーストラリアGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション