フェラーリは、F1スペインGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが5位、フェリペ・マッサはリタイアだった。フェルナンド・アロンソ (5位)「レースの最大の見せ場はもちろんスタートだ。僕たちはこのエリアにかなり取り組んできたし、その結果が表れたと思う。グランドスタンドの観客の応援を見るのは素晴らしかった。12周にわたって最速のマシン達を後ろに留めておくために全力を尽くした」
「でも、そのあとはどうすることもできなかった。ずっと彼らが僕のミラーにいるのはとてもストレスを感じたし、僕たちはできるだけ彼らの動きをコピーし、予測しようとしていた。レースの半分以上をそのやり方で戦わなければならず、僕たちにとってかなり不利だったし、実際よりもギャップは大きくなった。僕たちには空力ダウンフォースが不足している。僕たちはこのトラックに合うウイングを持ち込むことができなかった。今回のグランプリに持ち込んだ全ての改良の挙動を慎重に分析しなければならないし、2週間でなぜレッドブルとマクラーレンに遅れをとってしまったかを理解しなければならない。これから僕たちはカレンダーで特別なレースにむけてすぐにモナコに向かう。あそこでは何が起こるかわからない。このトラックでは一年で最も高いダウンフォース量が必要なことをわかっていたのは確かだけど、それは去年も同じそうだったし、僕たちは競争力があった。5レースが終わっただけだし、もちろんチャンピオンシップを諦めるなんて考えてはいない。順位表のギャップはとても大きいけど、まだどんなことだって起こすことができるし、僕はそう確信している」フェリペ・マッサ (リタイア)「レース終盤はギアを選択することができなかったし、トラック脇にストップしなければならなかった。酷い週末にぴったりな終わり方だね。幸運にも僕たちはモナコのレースですぐに再びスタートすることができる。公国に住んでいるので僕にとっては第2のホームレースだ。また幸運にも今日の本当に働いてくれなかったハードタイヤはない。オプションからプライムに交換したとき、僕たちはますます苦しみ始めた。グリップがなかったし、トラックをマシンに留めておくのに苦労していた。戦略のおかげでなんとかメルセデス勢とペトロフのルノーを追い抜くことができたけど、結局はすべてが台無しになってしまった。実際すでに他のレースでも見られたように、僕たちにはハードタイヤをきちんと働かせるため十分な空力ダウンフォースがなかったけど、ここではさらに問題だった」関連:F1スペインGP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉10位!
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