フェリペ・ナッセは、2017年のシートについてまだザウバーと交渉していると語る。ザウバーは、すでにマーカス・エリクソンの2017年のチーム残留を発表したが、2人目のドライバーを発表するには至っていない。当初、フェリペ・ナッセもチーム残留が濃厚と見られていたが、メインスポンサーであるブラジル銀行のトップ交代によって交渉は難航。
その間にパスカル・ウェーレインが、ザウバーの2つ目のシートの最有力候補に浮上している。だが、フェリペ・マッサはシート獲得を諦めていないと語る。「まだ交渉は続いているし、主にザウバーと話をしている」とフェリペ・ナッセは述べた。「チームとは素晴らしい関係を築いている」前戦ブラジルGPで9位入賞し、ザウバーがコンストラクターズ選手権でマノーを抜いて10位に浮上する貴重な2ポイントをもたらしたフェリペ・ナッセは、チームの厳しいシーズンを振り返れば「勝利のような感じがした」と語っていた。フェリペ・ナッセは、それが2017年のシートを獲得する可能性を後押ししたと確信している。「確実に助けになると思っている」とフェリペ・ナッセはコメント。「レーシングドライバーとして何かやれることがあるとすれば、ポイントでチームに貢献することだ」「チャンピオンシップにおいて貴重なポイントだということはわかっているし、彼らに与えることができるベストだと思う」フェリペ・ナッセは、ザウバーが2015年の比較的競争力のあるクルマと今年の厳しい状況の両方で働く自分を見ていたことも、チームを説得する助けになると感じている。「僕たちはコインの両側を見た。F1での初年度は多くのことを達成することができた。2年目はかなり大変な時期だったし、クルマは競争力がなかった」「でも、ブラジルデポイントを獲得できたのは素晴らしかったし、それがチームにとって後押しになると確信している」「ポイントは僕自身とチームにとって多くの意味があるし、またなく2017年についてわかることを期待している」
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