フェリペ・ドルゴビッチは、2025年F1ハンガリーGP初日のフリー走行1回目(FP1)でアストンマーティンのマシンをドライブ。体調不安を抱えるフェルナンド・アロンソに代わっての出走で、当日の朝に急遽出走が決定したという。セッションでは交通渋滞やロックアップもありつつ、ソフトタイヤでの走行も実施。将来的なF1シート獲得を見据えながらも、「今はチームの仕事に集中している」と語り、焦らず地道なアピールを続けていく姿勢を示した。
Q:FP1を走ることが決まったのはいつだったんですか?フェリペ・ドルゴビッチ: 今朝になって出走が決まったんだ。かなりギリギリだったけど、朝からいいニュースが届いてよかったよ。Q:こういうチャンスはいつも嬉しいものですが、準備面ではかなりバタバタだったのでは?フェリペ・ドルゴビッチ: 朝早くサーキットに来て、エンジニアと何回かミーティングした。特に他のFP1と大きくは違わなかったけど、シミュレーターに入る時間もなかったし、事前の準備は少なかったね。でも、走行に必要な目標は提示されていたし、それに向けてすぐに走り出したよ。Q:実際のセッションはどうでしたか?内容には満足していますか?フェリペ・ドルゴビッチ: 全体的にはスムーズだったと思う。必要なデータもちゃんと取れたし、ソフトタイヤでのランもできたのは嬉しかった。ただ、ラップはちょっと荒れていて、渋滞もひどかったし、2周目のターン1では大きなロックアップもあった。それが理想的だったとは言えないけど、少しは楽しめたから問題ないよ。Q:来季のF1シート獲得に向けたアピールにもなったのでは?フェリペ・ドルゴビッチ: 正直、自分が来年どうなるかはまだ分からない。だから今はただコース上でベストを尽くすだけだ。運が良ければ、それがF1シートにつながるかもしれないけど、走っている間にそんなことを考えるわけにはいかない。僕にできるのは、チームのために仕事をして、彼らに満足してもらうこと。それがいつかシートにつながることを願ってるよ。
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