アストンマーティンF1のリザーブドライバーであるフェリペ・ドルゴビッチは、来週月曜日にベルリンのフルガフェン・テンペルホフで行われるフォーミュラEのルーキーテストでマセラティをドライブする。2022年のFIA F2選手権で優勝した22歳のブラジリアンは、来季F1のレースシートへのステップアップを目指しているが、アストンマーティンF1でグリッドに加わる可能性は今のところ低いと見られている。
しかし、フォーミュラEはドルゴビッチにとって現実的な選択肢となる可能性がある。「フォーミュラEはずっと僕を魅了してきたカテゴリーであり、ここ数シーズンで僕がレースをしてきたシングルシーターと比較して、完全な電気自動車の違いを体験するのは興味深いことだ」とフェリペ・ドルゴビッチは述べた。「世界選手権モータースポーツに復帰した最初のシーズンで、このような象徴的なブランドの発展に積極的な役割を果たすことができると思うと、とても光栄だ」エドゥアルド・モルタラとマキシミリアン・ギュンターと共にフォーミュラEのコンストラクターズランキングで現在10位につけているマセラティチームは、F3のルーキーであるヒュー・バーターにマシンの1台を託す予定だ。17歳の日本とオーストラリアのハーフであるヒュー・バーターは「これまでのシムでの経験をとても楽しんできたすし、ベルリンのコースに出るのが待ちきれない」と語った。「ジェームス、エド、マックスと一緒に働くことは、特に僕のキャリアのこの段階において、貴重な学習体験となるだろう」