ATRグランプリは、2018年フォーミュラ2選手権のドライバーにジョージ・ラッセルを起用することを発表した。メルセデスの育成ドライバーであるイギリス出身のジョージ・ラッセル(19歳)は、昨年GP3にARTグランプリから参戦して圧倒的な強さでチャンピオンを獲得。また、ハンガロリンクで実施されたF1インシーズンテストではメルセデスのテストを担当してF1マシンで初走行。
さらにブラジルGPとアブダビGPの金曜フリー走行ではフォース・インディアから出走し、F1グランプリ週末デビューを果たしている。昨年末にアブダビで行われたF2テストにはATRグランプリから参加し、馴染のチームでF2マシンを経験している。昨年GP3でチームメイトとしてタイトルを争ったルノーの育成ドライバーのジャック・エイトケンとF2でもチームを組む。ジョージ・ラッセル「引き続きARTグランプリで走り、F2でレースができることを非常に嬉しく思っている。僕たちは昨シーズン大きな成功を収めたし、一緒に仕事を続けて、新しい成功を追い求めることは理にかなっていると思う。シーズン開幕からセットアップを最適化するのは全チイームにとってチャレンジングだと思うけど、ARTグランプリはできるだけ早くにそこにたどり着いて、競争力を発揮できると自信をもっている。開幕戦に参加して、ジュニアモータースポーツの最高峰で最高のドライバーやチームと戦うことが待ち切れない」セバスチャン・フィリップ (ARTグランプリ チーム代表)「ARTグランプリは、GP3でジョージと競技面でも個人としても非常に楽しく実りの多い一年を過ごしたし、ジョージが育成ドライバーの一員であるメルセデスと手を組んでF2でパートナーシップを更新するのは当然の流れだった。ジョージの才能とARTグランプリの経験により、F1のエントリーシリーズで戦ってタイトルを防衛することができるはずだ」
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