オランダのジュニアカテゴリー名門チーム、ファン・アメルスフォールト・レーシングは、元F1チーム代表のオトマー・サフナウアーをCEO兼マネージングパートナーに任命した。サフナウアーは2026年2月1日付で正式に職務を開始している。創設50周年を迎えたばかりの同チームにとって、今回の人事は組織の次の成長段階に向けた重要な一手と位置づけられている。
F1経験豊富なリーダーを迎えたVAR今回の任命により、ファン・アメルスフォールト・レーシングは国際モータースポーツ界で30年以上の経験を持つ人物を経営陣に迎えることになった。ルーマニア系アメリカ人のサフナウアーは、F1では複数のチームで指導的役割を担ってきた人物だ。フォース・インディア(後のレーシングポイント)ではチーム代表を務め、その後はアルピーヌでもチーム代表としてチームを率いた経験を持つ。こうした豊富な経験を背景に、VARは組織運営と競技面の双方で新たな発展を目指す。創設者の退任後に進む組織改革今回の人事は、チームの体制が変化するタイミングで行われた。創設者のフリッツ・ファン・アメルスフォールトとロブ・ニースシンクはすでに日常業務から退き、現在は強化された経営チームがチーム運営を担っている。組織はチーム代表ブラッド・ジョイスのもとで運営されており、クラウディヤ・ヤカイ、フランシスコ・フレイタス、アンネリーン・ウォルフらが主要ポジションを務めている。サフナウアーはこのマネジメントチームと緊密に連携し、チームのさらなる発展を主導する役割を担うことになる。若手育成で知られる名門チームファン・アメルスフォールト・レーシングは、ジュニアカテゴリーにおける有力チームとして知られている。現在は以下のカテゴリーに参戦している。■ FIA F2■ FIA F3■ フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権■ 複数のF4シリーズこれらのシリーズでは基本的に同一仕様のマシンとパワーユニットが使用されるため、結果を左右するのはチームの準備、運営、そして組織力とされている。これまでに同チームからはマックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、オリバー・ベアマン、フランコ・コラピントなど、多くのドライバーがF1へと羽ばたいている。サフナウアー「次の成長段階に貢献したい」サフナウアーはVARの伝統と実績を高く評価し、新たな挑戦への意欲を語った。「ファン・アメルスフォールト・レーシングは、ドライバー育成と各カテゴリーでの高い競争力において強い評価を築いてきたチームだ」「マネジメントチームと組織のメンバーとともに、このチームの次の発展段階を築いていくことを楽しみにしている」チーム代表のブラッド・ジョイスも、経験豊富なリーダーの加入を歓迎している。「オトマーは非常に豊富な経験とリーダーシップを持っている」「彼の加入は、我々が長期的なビジョンに向けて組織を発展させていくうえで大きな力になる」