松下信治(MPモータースポーツ)が、2020年のFIA-F2選手権 第6戦スペイン大会のレース1で今シーズン初優勝を飾った。18番グリッドからハードタイヤでスタートした松下信治は、2回目のセーフティカー導入の際にタイミングよくピットイン。3番手でコースに復帰することに成功する。
終盤は角田裕毅を先頭に、カラム・アイロット、松下信治による表彰台バトル。30周目にアイロットを抜いて2番手に浮上した松下は角田と日本人ドライバー対決となる。7周目にピットインしていたタイヤに苦しんでいた角田裕毅を32周目に抜いた松下信治は、32周目に1コーナーで角田を抜いてトップに浮上。直後にセーフティカーが入ったが、そのままトップでチェッカーを受けた。角田裕毅は4位でレースをフィニッシュした。優勝した松下信治は「今日の僕たちのレースペースは“メガ”でした。カラム(アイロット)と激しいバトルになりましたが、レースに勝つためには決定的な追い抜きでした」と語った。
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