オーストリア・レッドブルリンクでの第2戦レース2が行われた。前日のレース1で2位表彰台を獲得した角田裕毅は、4列目7番手からスタート。スタート直後の第1コーナーでアクシデントを避けて7番手のポジションをキープした。7番手を保ち、上位への追い上げが期待されたが、レース中盤を迎えた9周目にスローダウン。右リアから煙を出しながらコース脇にマシンを止め、リタイアとなった。
角田裕毅(リタイア)「スタートはあまりよくなく、1コーナーではイン側のマシンがスピンしてマシンにダメージを少し受けましたが、大きな影響はなくポジションも守ることができました。タイヤマネージメントを意識して前半はセーブして後半勝負だと考えていましたが、前半もあまり余裕のあるペースではなかったです。右リアタイヤから煙が出ているのが見えて、異音もあり、明らかに駆動がなくなったので、ペースを落としマシンを止めました。原因はまだはっきりとは分かりませんが、ドライブシャフトではないかとのことでした。確実にポイントを取れるレースだっただけに、悔しいし残念な結果です。予選、レース1と自信を持てる結果を残せたので、この勢いをつなげて次のレースに臨みたいと思います」