F2ドライバーのファン・マヌエル・コレアは、負傷した右足の状態は進行であり、医師から切断を提案されたが、切断せずに治療を進めることを決断したことが明らかになった。ファン・マヌエル・コレアは、8月31日(土)にスパ・フランコルシャンで開催されたFIA-F2のレースで多重クラッシュに巻き込まれ、現地の病院で足の骨折と軽度の脊椎損傷の手術を受けていた。
だが、ロンドンの専門病院に搬送され他、急性呼吸不全を患って人工的に昏睡状態に置かれていた。9月21日には昏睡状態を脱したことが発表されていたが、ファン・マヌエル・コレアの家族は新たな容態を公表。コレアは急速に回復しているものの、肺の状態によってこれまでそれ以外の負傷箇所を治療することができておらず、医師からは右足の切断を勧められたが、本人の意思で切断を回避する方法で治療を進めていくことを明らかにした。「治療の焦点が肺から下肢にシフトしたことを受け、ファン・マヌエルは今週初めにイギリス・ロンドンにある整形外科手術を専門とする別の病院に転院しました」 「現在、ファン・マヌエルは完全に意識があり、彼の肺は予想よりもはるかに素晴らしい回復をみせています。彼の全身の回復と意志力は医師に感銘を与えるほどです」。今週は10時間以上に及ぶ日曜日の手術に向けて、可能な限り最善のコンディションに整えることが一番の目的でした」 「日曜日の手術がファン・マヌエルの将来を決定する重要なものになります。医師は、事故以来初めて、右下肢の傷に完全にアクセスできるようになります。脛骨の、足首、足の実際の損傷レベルを判断できるようになります」「手術中、手術中、医師の方々は彼の右下腿をでき得る限り最善のコンディションに再建できるよう、温存できるものを温存し、摘除すべきものを摘除することになります」「執刀する外科医はその分野のトップであり、先週にファン・マヌエルが示した急速な回復を受けて、慎重ながらも楽観しています」 「ファン・マヌエルが負った負傷は深刻であり、手術の手順は非常に複雑です。医師の方々はファン・マヌエルに右足の再建切断の選択肢を与えました。彼はあらゆる困難が待ち受けていることを理解した上で切断せずに手術を進めることを選択しました」